top of page

期待膨らむ高揚感と、空回りした夜

  • 執筆者の写真: 誠 加川
    誠 加川
  • 3月4日
  • 読了時間: 2分


その夜、32歳の健太は、気合を入れすぎていた。


相手は、友人の紹介で知り合った同い年の真由。写真で見た通りの柔らかな雰囲気に、健太の心拍数は待ち合わせの時点で既に130を超えていた。


「失敗したくない」


その一心で、彼は事前に用意してきた「会話の弾丸」を装填した。


都内のお洒落なビストロ。注文したハイボールが届く前から、健太のマシンガントークは始まった。

最近任された大きなプロジェクトの話、学生時代の部活での武勇伝、そして趣味の筋トレがいかに生活を豊かにしているか。


「休日は何してるの?」「好きなタイプは?」「最近感動したことは?」


健太は必死だった。

沈黙が怖くて、1秒の隙間も作らないように言葉を詰め込んだ。

「次は真由さんの番ですよ!」と、まるでインタビュー番組の司会者のように話を振る。

しかし、真由の反応はどこか薄い。


「あ、すごいですね」「そうですね、普通かな……」


彼女のグラスのハイボールは、健太の話のスピードとは対照的に、一向に減る気配がなかった。


「最近、ボルダリングにハマってて。真由さんも体動かすの好きって言ってたよね?」


「あ、はい……でも、どちらかと言えば散歩くらいが好きで……」


「そうなんだ!でもボルダリングは全身運動だから、絶対やってみた方がいいよ。今度教えるから!」


健太は「良かれと思って」アドバイスを重ね、彼女の好みを深掘りするどころか、自分のペースに引き込もうと躍起になっていた。


真由は何度も小さく頷きながら、時計の針を気にし始めていた。彼女が望んでいたのは、情報の交換ではなく、「心地よい空気感の共有」だったことに、健太は気づけなかった。


店を出て、駅へと向かう道すがら。健太は意を決して、今日一番の目的を切り出した。


「今日は本当に楽しかった。次は、さっき話したボルダリング、行かない?」


一瞬の間があった。


真由は足を止めず、少し困ったような、それでいてひどく丁寧な笑顔を浮かべた。



このお話を読んでみてどう感じたでしょうか?

私も昔、このような場面を経験したことありますが、客観的に見ると気付ける所がたくさんありますよね。

もしあなただったらどのような展開にするのでしょう?


婚活について詳しく知りたい、婚活する上で必要な準備など、まずは公式LINEに友だち追加してみましょう!

お気軽にご連絡ください!


公式LINE登録はこちらから

↓↓↓↓↓↓

 
 
 

コメント


結婚相談所 LiSC

代表 加川誠

TEL: 070-9066-8150

〒315-0052 茨城県かすみがうら市下稲吉1668-14

受付時間 10:00~22:00

​定休日  不定休

​日本仲人連盟(NNR)加盟店

  • Line

お問い合わせ

ご希望の面談方法
対面
オンライン(ZOOM)
第1希望
時間
時間
第2希望
時間
時間

© 2035 by LiSC. Powered and secured by Wix 

bottom of page